フッ素はむし歯に強い歯を作る性質を持っています。このフッ素を定期的に歯に塗ることで歯質を強化します。 歯に直接フッ素を塗るので、市販の歯みがき粉よりも効率的に取り込むことが出来ます。 ①歯をきれいに磨いた後、エアーを吹き付けて歯の表面を乾燥させます。 ②脱脂綿などにフッ素入りの薬剤をしみこませ、歯に塗ります。 ③フッ素を歯に塗った後は30分ほどうがいや飲食をさけます。 これを年に4回ほど実施(3ヶ月に一度)します。
奥歯の噛む面には溝があり、むし歯が出来やすいところです。 ここにシールをしてむし歯を予防する方法があります。これがシーラントです。 歯の溝の部分に白いシーラント剤を塗布し、固めることで溝の部分をシールし、プラークがたまらないようにします。 シーラントは奥歯を削ることがないので痛みはありません。 ただし、このシールがはがれることもありますので、定期的に検診をする必要があります。